夕暮れの空のその先に

商店街のアーケードの梁にツバメの巣があった。

5月末では、まだ雛が「我こそ!我こそ!」とごはんを求めてピーピー鳴いていたのに、今日は見たらそこには空の巣と、そこに寄り添うように居る親ツバメ。

 

目線の先には夕暮れの空が広がっていて、少し寂しそうに見えた。

ももしかしたら、子の行く先を見守っているのかもしれない。

そっと応援しているのかもしれない。

 

寂しさやよろこびの入り交じったなんとも言えない気持ちをもった、今日の出来事。