力を抜いたっていいじゃない

「死ぬほどやりたいことってある?」

 

そう聞かれて、即答できない自分がいた。

でも「死ぬほど」ってどのくらいの気持ちの強さなんだろう。

それは常に持ってないといけないものなの?

 

「誰もやったことないことがしたい」

「社会を変えたい」

「人の記憶や歴史に残る人になりたい」

何かに感銘を受けたり、復讐のような気持ちで強く思うことはあるけれど、私の人生を線だとするならば、強い気持ちは点で表現される。

細かく細かく点を打ち続けて線になるようなことは稀で、気持ちを持続させることはなかなか難しいし、根気がいる。

飽きっぽいのかもしれないし、疲れてしまったのかもしれない。どちらも含まれてるのかもしれない。

 

何かを続けるのって根気がいる。

はじめと同じ大きさの気持ちを持続させるにはもっと根気がいる。

でも何かを続ける途中で失敗してめそめそしたり、向いてないのかなと立ち止まって考え込んだり、他に目が行くことだって多々あるよね。

疲れてやめてしまうくらいなら、途中で休んだっていいと思う。

 

周りからは「昔はもっと覇気があったのにー」とか「そんなんじゃ何も出来ずに人生終っちゃうよー」とか言われたりするけど、そんなこと言われたって私の人生ですもの好きさせてくれよ。と流せ(てないのかもしれないけど)るくらいの力加減で生きたい。

 

特別ぱっとしたことがなくても、ゆるやかに生きていけるのも幸せだよね。と思った先日の出来事。